リバプール、ウェストハムに2-0で完敗。
By: Matt Churchill
プレミアリーグ15/16シーズン第20節、ウェストハム VS リバプールの一戦はホームのウェストハムが2-0で勝利しました。
フォーメーション
試合内容
ウェストハムのフォーメーションは4-4-2。後ろからアドリアン、トムキンス、コリンズ、オグボンナ、クレスウェル、アントニオ、ノーブル、クヤテ、ランシーニ、キャロル、ヴァレンシア。控えはランドルフ、ジェンキンソン、ソング、イェラビッチ、オビアング、ザラテ、パイエ。
対するリバプールのフォーメーションは4-2-3-1。後ろからミニョレ、クライン、ロブレン、サコ、モレノ、ルーカス、エムレ・チャン、ララーナ、フィルミーノ、コウチーニョ、ベンテケ。控えはボグダン、コロ・トゥーレ、ランドール、ジョー・アレン、ブラッド・スミス、ララーナ、ブラナガン。
リバプールはボール・ポゼッション65%と高い数値でしたが、終始ボールを持たされていた感じでした。
10分、左サイド、ウェストハムサイドのゴールラインギリギリでモレノがアントニオに後ろからタックルされボールを奪われカウンター。ファールだと思ったリバプールの選手たちの戻りは遅かった。右サイドを簡単に突破され、ヴァレンシアが上げたクロスにアントニオが頭で合わせウェストハムが先制点獲得。
その後もウェストハムのチャンスが続く。12分、左サイドからクレスウェルが上げたクロスボールにキャロルが頭で合わせるがミニョレがキャッチ。
16分、ペナルティエリア手前左側からブレ球のシュート。ボールは右のゴールポストにぶつかりゴールならず。
47分、リバプールの攻撃。右サイドのクラインがペナルティエリアに走りこんだフィルミーノへパス。フィルミーノが後ろのスペースにいたエムレ・チャンへパス。このボールをダイレクトで狙うがゴールバーに嫌われる。チャンスはこれくらいしかなかった。
55分、右サイドからノーブルが蹴ったクロスにキャロルが頭で合わせて追加点獲得。
リバプールは引かれた相手に為す術なく2-0で敗戦。ウェストハムにシーズンダブルを食らってしまいました。
ケガ人が多いとはいえ、なんとも不甲斐ない結果。ロブレンが右のCBに入ってから安定してきたのはいいんですが、ボランチの組み合わせがうまくいかない。おそらくヘンダーソンとミルナーのコンビがベストだと思うんだけど、ふたりとも怪我で離脱。。ルーカスもアレンも悪くないんだけど、決定的なパスが出せなくてチャンスを生み出せない。
攻撃陣はベンテケがあまり動かなくてスペースができないから、コウチーニョがイラついて個人プレイに走っちゃって悪い時のコウチーニョになってます。ベンテケを見てるとずっと裏を狙ってる動きをしているんだけど、そんなパスは誰も出そうとしてない、、クロップのやりたいサッカーが全員に伝わっていないように感じます。いまは個人プレイでなんとかチャンスが作れるか、前節のようなラッキーゴールしかない。今季は20試合で22得点しかなくて今までの中で最悪らしいです、、クロップのせいではないので、辛抱強く待つしかないですね。
スターリッジは怪我が多くて現状戦力として考えられないので、誰か決定力のあるフォワードが来てくれることを願うばかり。あとイングスの復帰が待ち遠しい!クロップのサッカーに合うはず。
次節、ウェストハムはボーンマスと、リバプールはアーセナルと対戦です。リバプールはその前にキャピタル・ワン・カップとFAカップがあります。イングランドは過密日程すぎる、、、
試合結果
ウェストハム | 2-0 | リバプール |
---|---|---|
10′ アントニオ 55′ キャロル |