リバプールがアウェイで逆転勝利!
By: Mark Freeman
プレミアリーグ15/16シーズン第11節、チェルシー VS リバプールの一戦はアウェイのリバプールが1-3で勝利しました。
フォーメーション
試合内容
クロップ就任以来プレミアリーグでいまだ勝利がないリバプール(カップ戦は29日にボーンマスに勝利!)。前節まではオリギをワントップにおいていましたが、今回はフィルミーノ。その下に左からコウチーニョ、ララーナ、ミルナー。ツーボランチにエムレ・チャンとルーカス。DFはモレノ、サコ、シュクルテル、クライン。GKミニョレ。
いまだ回復の兆しもないチェルシーですが、スタメンに変更有り。ワントップはジエゴ・コスタ。2列目に左からオスカル、アザール、ウィリアン。3列目にラミレスとミケル。DFはアスピリクエタ、テリー、ケーヒル、ズマ。GKはベゴビッチ。マティッチとセスクはベンチスタート。
リバプールはスタートからショートパスをつないで、フィールドを大きく使って展開。イージーミスでのボールロストが多い、、、
4分、チェルシーは左サイドでジエゴ・コスタが溜めをつくり、左サイドにできたスペースにアスピリクエタが抜けだし、パスを受ける。ペナルティエリアにチェルシーの選手はニアサイドにウィリアンくらいしかいなかったが、かなり後ろからランニングしてきたラミレスにアスピリクエタがクロスをあわせ先制点を奪う。あれはマークつくのは無理。
最近のリバプールは失点後にテンションがガタ落ちするんですが、早い時間だったことが幸いして今回は落ちなかった。ここから一気にリバプールペースに。ポゼッション率も前半は60%超え。カウンターもそんなにやられなかった。というのも今のチェルシーはぜんぜん連動していないから右サイドでウィリアンが攻撃していても、反対サイドのオスカルの上がりが遅かったり。歩いてる選手が多かったりで驚異的な攻撃は得点シーンくらいしかなかった。
18分、クリアボールをルーカスがミドルシュート。DFにあたってこぼれたボールをララーナがつめてシュートを打つがベゴビッチにキャッチされる。
25分、右サイドでクライン、ミルナー、ララーナ、ミルナーとつなぎ、ペナルティエリアに走りこんだララーナにクロスを合わせるがシュートはキャッチされた。
36分、センターライン付近アザールのパスをチャンがカットし、ミルナー、ララーナ、右サイドのクラインへとつなぎ、ミルナーへバックパス。ミルナーはファーサイドへクロスをあげる。ルーカスが頭で合わせるがキャッチされる。
前半のアディショナルタイム48分、右サイドでミルナーがキープ。横パスをペナルティエリア内のフィルミーノにつなぎ、後ろのスパースにいたコウチーニョへパス。パスを受けたコウチーニョはキックフェイントでラミレスをかわし左足で打ったシュートはゴール左に決まり同点に追いつく。ロッカールームに戻ろうとしていたモウリーニョ、残念でした。
後半に入ってララーナとミルナーがポジションチェンジ。チェルシーもオスカルとアザールがポジションチェンジ。
46分、いつもどおりのポジションに戻したチェルシーは早々にゴールに近づく。ペナルティエリア手前の混戦からオスカルがサコの股を抜いて突破するが、シュクルテルがカバーに入りクリア。
59分、チェルシーは調子が上がらないアザールに代わってケネディが入った。64分、リバプールも疲れが見えたミルナーを下げてベンテケを入れた。
71分、センターライン付近でオスカルがルーカスからボール奪取。GKミニョレの位置を確認してロングシュートを打つが、ミニョレが後ろに下がりながらパンチングでゴールを守った。
74分、サコが左サイドからサイドチェンジ。ベンテケが落としたボールにララーナが反応するが触れずこれにDFが釣られてペナルティエリア手前でフリーでボールを受けたコウチーニョがシュート。テリーにぶつかりコースが変わってゴールに吸い込まれた。ついに逆転に成功!
76分、フィルミーノを下げてアイブを投入。
77分、リバプールカウンターのチャンス。ハーフウェイライン付近でララーナからパスを受けたモレノが左サイドからゴールに向かってドリブルをしかけてニアサイドを狙ってシュートを打つがベゴビッチにセーブされる。昨季も似たようなシーンからゴールがあったが今回は失敗。
82分、ミニョレからのゴールキックを右サイドにはっていたベンテケがバックヘッドで逸らしたボールがアイブに渡り、アイブが横パスを通し、ララーナがこれをスルー。ボールはベンテケに渡り、2回くらい右に持ちだしてコースを作り落ち着いてシュート。これで3点目を奪う。
試合終盤チェルシーがゴールに迫るシーンがちょっとだけあったが試合は1-3で終了。リバプールがアウェイでチェルシーに勝ったのは何年振りでしょうか!調子が悪いとはいえ嬉しい限りです。
リバプールは監督交代して、明らかにメンタルが良くなった。いままでは点を取られるとそのまましぼんでいっていたのに、いまはなんとかなるかなと期待が持てる。逆にチェルシーは完全に自信を失っている。監督と選手の仲もあまりよくないのではないでしょうか。ある選手はモウリーニョのために勝ちたくないと言ったとか、、、モウリーニョのチームは3年が限界なんでしょうかね。。
次節、チェルシーはストーク・シティとリバプールはクリスタルパレスと対戦です。
試合結果
1-3 | ||
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4′ ラミレス | 45′ コウチーニョ 74′ コウチーニョ 83′ ベンテケ |