リバプール、クロップの初陣はスコアレスドローに終わる

   

By: Martin Hesketh

プレミアリーグ15/16シーズン第9節、トッテナム・ホットスパー VS リバプールの一戦は0-0の引き分けに終わりました。

フォーメーション

field_premier1516-9th-tot-liv

試合内容

リバプールはクロップが監督に就任して初めての試合。しかし残念ながら怪我人が多く、ヘンダーソン、フィルミーノ、ベンテケ、イングスがアウト。スターリッジも直前のメディカルチェックでNGが出てメンバー外。FWがオリギしかいないというなかなか厳しい状況だ。

相手は直近2試合は引き分けが続いてるがチームがまとまってきたスパーズだ。しかし監督交代で勢いをみせたいリバプールは早い時間からハイプレスをかけてスパーズを押しこむ。

10分、リバプールはコーナーキックのチャンスにキッカーはミルナー。アウトスウィングのボールはペナルティエリア中央にいたエムレ・チャンがフリックでボールを流しファーサイドにいたオリギがヘディングで合わせるがおしくもバーにぶつかりゴールならず。

11分、ゴール前で接触したシャドリが負傷。クリントン・ヌジエと交代。27分、そのヌジエにゴールチャンス。ララーナが自陣でパスミス。ケインがボールを奪い、中央に向かいドリブル。右サイドにフリーでつめていたヌジエにパス。右のアウトサイドで蹴ったボールはミニョレがギリギリセーブし助かった。

37分、スパーズはエリクセンが入れた縦パスにクラインがスライディングでカットしようとするが失敗し、足先にあたったボールがケインに渡りシュート。これをミニョレがパンチング。ディフレクションしたボールをデリ・アリがダイレクトで狙うがサコがクリアし難を逃れる。

40分にもシュクルテルが処理をミスしたボールをヌジエが奪いシュート。ボールはバーの上を超えた。今日のリバプールはイージーミスが多い。。

後半は両チーム睨み合うような試合展開。静かながらも激しくぶつかり合い、チャンスを潰し合っていた。

78分、リバプールに久々のチャンス。ミルナーとローズが接触してこぼれたボールをクラインが奪取し、コウチーニョへパス。コウチーニョがペナルティエリア左のスペースに走りこんだオリギへパス。DFと1対1になったオリギはフェイントでかわしてシュートを打つがロリスの正面でキャッチされる。

84分、今度はスパーズ。左サイドでエリクセンがドリブル突破。ディフェンダーを交わしながら中央へカットインしてケインへマイナス気味のパス。これをケインがダイレクトでシュートをうつが、ミニョレがまたしてもファインセーブ。ゴールならず。

89分、次はリバプールの番。左サイドからの展開。ペナルティエリア手前でジョー・アレンから横パスを受けたエムレ・チャンが強烈なミドルを打つがボール1個分外れゴールならず。

スコアレスのまま試合は終了。この試合は両チームともキープレーヤーに仕事をさせなかった。スパーズはデンベレがコウチーニョをマークして仕事させなかったし、リバプールはルーカスがエリクセンをマークして仕事をさせなかった。後半ちょっとずつマークが外れることがあったが、完全にフリーにすることはそんなになかった。オリギのワントップはまだ頼りない。もしスターリッジだったらなぁ、、、というシーンが何度もあった。せっかく出場機会があるうちに覚醒してくれるといいんだけど。。

リバプールは監督変わって練習3日くらいしか出来ていないから多くを求めるのも酷だし、アウェイでスパース相手に引き分けはまずまずの結果かなと思います。フィルミーノ、スターリッジが戻ってきてくれたらもう少し前線で面白くなりそうなんだけど。(イングスはやく戻ってきて!)

次節、スパースはボーンマスと、リバプールはサウサンプトンと対戦です。

試合結果

トッテナム・ホットスパー 0-0 リバプール
 

 - サッカー ,