リバプールとエバートンの白熱したマージーサイド・ダービーは1-1の引き分けに終わった

   

By: John Paul Dantanus

プレミアリーグ15/16シーズン第8節、エバートン VS リバプールの一戦は1-1の引き分けに終わりました。

フォーメーション

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試合内容

グディソン・パークでのマージーサイド・ダービー。両チーム譲らずハイペースで試合が進む。

8分、リバプールはコーナーキックのこぼれ球をルーカスが拾い、右サイドに残っていたシュクルテルにパス。シュクルテルが入れたクロスにスターリッジが詰めるが間一髪でジャギエルカがクリア。

25分には、ショートコーナーでミルナーとコウチーニョがワンツー。抜けだしたミルナーがシュートするがハワードがセーブ。

今度はエバートンの攻撃。28分、フィールド中央からフリーキック。バークリーのキックにフリーで抜け出したネイスミスのヘディングシュートはミニョレがワンハンドでクリア。

30分、デウロフェウのクロスがルーカスにぶつかりこぼれたボールをマッカーシーがダイレクトでシュートを打つがミニョレがセーブ。

均衡が破れたのは42分。リバプールはコーナーキックのチャンスにキッカーはミルナー。インスウィングでいれたボールにイングスが頭で合わせて先制点獲得。イングスの周りはエバートンの選手だらけだったがイングスの周りだけぽっかりスペースが空いていた。

先制点の喜びも束の間。46分、右サイドからデウロフェウのクロス。エムレ・チャンがクリアするが、クリアボールがシュクルテルにぶつかってこぼれたボールをルカクに詰められ同点に追いつかれた。

前半はリバプールの方が攻勢だったが、後半はエバートンが盛り返してきた。ルカクにボールを収めて両サイドの裏をついた攻撃が機能しだしたが、ゴール前で危険になることはなかった。

リバプールはルーカスがバークリーを、シュクルテルがルカクの動きを抑え、エバートンはバリーがコウチーニョを、ジャギエルカがスターリッジの動きを抑え相手の攻撃をうまく潰した。

後半も両チームともに良いシーンがいくつかあったが、ゴール前まではあまり近づけず最後まで息を付く暇もないような試合展開で、マージーサイド・ダービーは引き分けに終わった。

枠内シュート数もイエローカードの数も同じ。最近のグディソン・パークでの試合は引き分けが多い。次のアンフィールドではぜひ勝点3を!

次週はインターナショナルマッチウィークでプレミアリーグはお休み。次節、エバートンはマンチェスター・ユナイテッドと、リバプールはスパーズと対戦です。

試合結果

エバートン 1-1 リバプール
46′ ルカク   42′ イングス

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