リバプールは終盤に追いつかれ痛恨のドロー

   

By: Espen Nordenhaug

プレミアリーグ16/17シーズン第31節、リバプール VS ボーンマスの一戦は2-2の引き分けに終わりました。

フォーメーション

試合内容

リバプールは前節マネが負傷。まだわからないけど今季絶望かもしれないって話です。スターリッジはやっとベンチ入りしましたが、ヘンダーソン、ララーナはまだ復帰できず。終盤乗り切ることが出来るのか心配。

ボーンマスは4試合負けなしと好調をキープ。

リバプールのフォーメーションは4-3-3。後ろからミニョレ、クライン、ロブレン、クラヴァン、ミルナー、エムレ・チャン、ルーカス、ワイナルドゥム、フィルミーノ、オリギ、コウチーニョ。控えはカリウス、モレノ、マティプ、アレクサンダー・アーノルド、グルイッチ、ウッドバーン、スターリッジ。

対するボーンマスのフォーメーションは4-4-2。後ろからボルツ、アダム・スミス、フランシス、クック、ダニエルズ、アイブ、アーター、ウィルシャー、ピュー、キング、アフォべ。控えはオールソップ、ブラッド・スミス、カーギル、フレイザー、クック、ムセ、グラデル。

マージーサイド・ダービーの次の試合だけあって低調になるのではないかと心配だったが、悪い予感は的中。高い位置からプレスをかけられてうまくボールをまわせない。

そして7分に悲劇が、、、アーターにプレスをかけられたワイナルドゥムはキーパーへバックパス。これをアフォべがカットしゴールを決められた。ワイナルドゥムらしからぬミス。これはいきなり嫌な展開。

リバプールは前半ずっとうまくいっていなかったが40分、GKミニョレのパントキックをペナルティエリア手前でオリギが競り勝ち、セカンドボールを拾ったフィルミーノがペナルティエリア内へスルーパス。これをコウチーニョが受け取り冷静にゴールを決めて同点に追いつく。

ハーフタイムで気合を入れられたであろうリバプールは後半開始早々息を吹き返した。パススピードが上がり、すばやいサイド攻撃がハマりだした。

59分、ワイナルドゥムがペナルティエリア左側をドリブルで突破しクロスを入れる。このボールにオリギが頭で合わせて逆転に成功。

65分、コウチーニョに代えてマティプを投入。フォーメーションは3-5-2に変更。試合後のクロップのインタビューによれば、コウチーニョは体調不良でハーフタイム中に吐いてしまったらしい。。。

87分、ボーンマスはロングスローのこぼれ球をアーターがペナルティエリア手前からシュート。このこぼれ球をキングが拾い、反転してシュート。これがゴール左隅に決まってしまい同点に追いつかれてしまった。

リバプールは最後まで必死にゴールを目指したが一歩及ばず2-2の引き分けに終わってしまった。また下位チーム相手に取りこぼしました。。。

リバプールは後半から攻撃が機能しだしてよくなったと思ったんですが、途中からDFの枚数を増やしたことにより、それが裏目に出てしまった。前半ほど悪くはなかったけど、動きが鈍くなりサイド攻撃を潰すはずが逆に生かされてしまいました。マティプはクラヴァンと代えて、コウチーニョはウッドバーンかアレクサンダー・アーノルドにしたほうがよかったんじゃないかな。クロップにしては珍しく消極的な判断。交代した瞬間に嫌な予感がしましたが、思った通り追いつかれました。。。

いまのリバプールは守備を厚くして、守りきるサッカーなんか出来ないんだからガンガン攻めたほうがいい。攻撃は最大の防御なりよ。

次節、リバプールはストーク・シティと、ボーンマスはチェルシーと対戦です。

試合結果

リバプール 2-2 ボーンマス
40′ コウチーニョ
59′ オリギ
  7′ アフォべ
87′ キング

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