リバプールは敵地エティハド・スタジアムで快勝。シティは首位陥落

   

By: Mikey

プレミアリーグ15/16シーズン第13節、マンチェスター・シティ VS リバプールの一戦はアウェイのリバプールが1-4で勝利しました。

フォーメーション

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試合内容

マンチェスター・シティのフォーメーションは4-2-3-1。後ろからハート、サニャ、マンガラ、デミチェリス、コラロフ、ヤヤ・トゥーレ、フェルナンド、ナバス、デ・ブライネ、スターリング、アグエロ。控えはカバジェロ、サバレタ、オタメンディ、クリシー、フェルナンジーニョ、デルフ、イヘアナチョ。

リバプールのフォーメーションは4-2-3-1。後ろからミニョレ、クライン、シュクルテル、ロブレン、モレノ、エムレ・チャン、ルーカス、ミルナー、コウチーニョ、ララーナ、フィルミーノ。控えはボグダン、コロ・トゥーレ、ランダル、アレン、アイブ、スターリッジ、ベンテケ。

現在首位のマンチェスター・シティはハムストリングの怪我で離脱していたアグエロが久しぶりにスタメン入り。リバプールは前節クリスタルパレスに惜しくも破れてしまったがチームが上向きなのは間違いない。スターリッジが久しぶりのベンチ入りしたのもいいニュース。

最初に強さを見せたのはホームのシティ。アグエロがペナルティエリアに進入するがシュクルテルがしっかりとマークについて対処した。復帰直後にもかかわらずコンディションは良さそう。

リバプールも負けじとハイプレスからのショートカウンターを仕掛ける。7分、コウチーニョがサニャから高い位置でボールを奪いペナルティエリア内のスペースに走りこんだフィルミーノにスルーパスを送る。マイナス方向に入れたクロスをマンガラの足にぶつかりボールはゴールの中へ。リバプールは思わぬ形から先制点を手に入れた。

23分、フィルミーノが前線でキープし、右側に流れながら中央にグラウンダーのクロスを入れる。これをコウチーニョが流し込み2点目獲得。

32分、コウチーニョが中央からミドルシュート。ハートが弾いたボールを左サイドのモレノが拾い、近づいてきたコウチーニョへパス。エムレ・チャンがペナルティエリア内から少し戻りながらパスを貰い、タイミングを見計らってヒールパス。オフサイドラインギリギリで飛び出したコウチーニョがボールを受けて、中央にいたフィルミーノへパス。フィルミーノがこれを決めて3点目獲得。

34分、マンガラのパスをコウチーニョがカット。デミチェリスとマンガラの間にパスを通しフィルミーノがシュートを打つがこれはハートが防ぐ。

36分、左サイドをララーナがドリブルで駆け上がり中央へクロス。コウチーニョがトラップしてDF一人を越す浮き玉のパスを送る。これをフィルミーノが胸トラップで落として左足でシュートを打つがこれは惜しくもゴールポスト右側にそれてしまった。

44分、シュクルテルがクリアしたボールをコラロフがカット。アグエロが一人でドリブルで切り込んでミドルシュート。これがゴール右隅に決まり1点返す。

シティは後半からヤヤ・トゥーレとナバスを下げてフェルナンジーニョとデルフを投入。

59分、左サイドでボールを受けたエムレ・チャンがグラウンダーのクロス。中央にいたララーナがスルーして右サイドのスペースにいたフィルミーノがシュートするが、ハートがこれも跳ね返した。

62分、ミルナーのバックパスをスターリングが奪い、キーパーと1対1に。ためをつくってからペナルティエリア中央にいたアグエロにパス。アグエロがシュクルテルをかわして右隅を狙うがミニョレが追いついて見事にセーブ。

64分、フリーキックのチャンスにデ・ブライネが蹴ったボールにマンガラが合わせるがバーの上に。

68分、右足に違和感を感じたコウチーニョとアイブが交代。76分、フィルミーノとベンテケが交代。

80分、リバプールはカウンターのチャンス。右サイドでアイブがドリブルでデ・ブライネをかわして前線中央にいたベンテケにパス。ファーストトラップが小さくなってもたついてしまったが、ペナルティエリアまで持ち込んでシュート。しかしハートが見事にセーブした。

81分、このプレイで得たコーナーキック。ララーナが蹴ったボールを中央でベンテケが落としシュクルテルが豪快に蹴りこみ4点目を奪った。

85分、デルフのシュートをミニョレがパンチング。こぼれ球をデ・ブライネがクロス。スターリングが飛び込むが間に合わなかった。

最後の攻撃を防いだリバプールが3点のリードを守りきり1-4で試合終了。

リバプールはやっと長いトンネルから抜け出せたと思えるような試合内容だった。そしてなによりも嬉しいのはスアレスがいたときのようなゴール前のワクワク感が戻ってきたこと(1試合だけだけど、、、)。今のメンバーにスターリッジとヘンダーソンが帰ってくることを想像しただけでも楽しい。この勢いのまま行くことを信じて、、、

マンチェスター・シティはディフェンスの連携がうまくいっていないようで、パスミスが多く、ディフェンスラインもおかしい。それに連動してかハートのキックも不正確(特に試合序盤)。中盤のプレスも弱いように感じた。デ・ブライネとアグエロは脅威だったが、他はしっかりと抑えられたと思う。ゴールに近づいたシーンを列挙したが、枠内シュート数はシティが4本、リバプールが10本と断然リバプールの方が多かった。ハートがいなかったらもっと得点が入っていただろう。。リバプールがエティハド・スタジアムで勝ったのは2008年まで遡るそうだ。非常に良い週末になりました。

次節、マンチェスター・シティはサウサンプトンと、リバプールはスウォンジー・シティと対戦です。

試合結果

マンチェスター・シティ 1-4 リバプール
44′ アグエロ   8′ マンガラ(OG)
23′ コウチーニョ
32′ フィルミーノ
81′ シュクルテル

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