リバプール、ジェラードのゴールでQPR戦を制す

   

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プレミアリーグ14/15シーズン第35節、リバプール VS QPRの一戦はホームのリバプールが2-1で勝利しました。

フォーメーション

QPR

試合内容

リバプールのホーム、アンフィールドでの一戦。ホームでジェラードを見ることができるのもこの試合を入れて残り2試合。

QPRは現在19位と残留争い真っ只中。リバプールの両サイドバックが高い位置を取っていたので、その裏を狙ってサイドから攻撃をしかけるがシュートまでは持ち込めない。

19分、GKミニョレのロングフィードをスターリングが拾い、右サイドを並走していたランバートへパス。ランバートはペナルティエリア手前で一度切り返し、ファーサイドのコウチーニョへグラウンダーのパス。コウチーニョはワントラップして右足でゴール右隅に決めて先制点獲得。

その後もリバプールが優勢に試合を進める。50分、前線からプレスをかけてボールを奪い中央でパスを受けたコウチーニョが左側をフリーで上がってきたララーナへパス。ララーナがダイレクトでシュートをうつが左に外れてしまった。54分にも右サイドのヘンダーソンからアーリークロス。ファーサイドまで届いたボールにスターリングが合わせるがシュートはゴールの上を越えてしまった。何度か決定機が訪れたが決めきれない。

73分、QPRはコーナーキックのチャンスにキッカーはジョーイ・バートン。アウトスイングでゴールから遠ざかるボールにフェルがフリーでシュート。これが決まりQPRは追いついた。ゾーンで守っているリバプールは何人もペナルティエリアに入っていたがマークを外してしまった。

78分、リバプールのコーナーキック。DFオヌオハがシュクルテルを引っ張って倒しPKを獲得。しかしジェラードが外してしまい勝ち越しできず。

82分、QPRはオヌオハが2枚目のイエローカードをもらい退場。QPRが1人少なくなったので、リバプールはジョンソンの代わりにマルコビッチを入れて3バックにシステム変更。コウチーニョが前でプレイ出来るようになってリバプールの動きが一段とよくなった。しかし得点は入らない。

同点のまま終わるかという雰囲気の中、86分、コーナーキックのチャンスにジェラードがマークを振り切りヘディングシュート。ファーサイドへうまくボールを流しゴールを奪った。このゴールが決勝点となり、リバプールは勝ち点3を獲得した。

リバプールは前2試合とは打って変わって動きがよかった。バロテッリじゃなくてランバートだったことも大きい。ランバートは前線でよく動いてくれるし、ロングボールもきちんと拾ってくれる。まわりと連動して動いてるので、チャンスも生まれやすい。目立つ動きが多いわけではないが、CFの役割はしっかり果たしていたのではないだろうか。なぜここまで使われなかったのか不思議。バロテッリ加入で出場機会が激減してしまってチャンスが少なすぎた。前半戦であんなにバロテッリにこだわらなければ今の順位も違っていたはず。だっていまだスパーズ戦の1得点だけだという。。。彼の中でも一番悪い成績なのでは?ランバートには来季も頑張ってほしい。

次節、リバプールはチェルシーと対戦。QPRはマンチェスター・シティと対戦。チェルシーには最近勝ててないので、一泡吹かせてやりましょう!

試合結果

リバプール 2-1 QPR
20′ コウチーニョ
87′ ジェラード
  73′ フェル

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