コウチーニョの決勝弾でリバプールがシティを撃破

   

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プレミアリーグ 14/15シーズン第27節、リバプール VS マンチェスター・シティの一戦はホームのリバプールが2-1で勝利しました。

フォーメーション

リバプール

マンチェスター・シティ

試合内容

リバプールはヨーロッパリーグのペジクタシュ戦、PKまでもつれた結果、残念ながら敗退してしまいました。
これでプレミアとFAカップに集中できるということで、前向きに考えましょう。

マンチェスター・シティもチャンピオンズリーグのバルセロナ戦、ホームで1-2で落してしまいました。カンプノウで逆転勝利はかなり難しい。しかしヤヤ・トゥーレがアフリカ・ネーションズカップから戻ってきたのでチーム力も上がってきそう。前節のニューカッスル戦の5-0はすごかった。

アンフィールドでの試合でしたが、シティがゲームを支配。リバプールはショートカウンターを狙う展開。

最初のチャンスはリバプール。ジョー・アレンがセンターサークル付近でボールをキープ。味方を探しながらドリブルしていると中盤がぽっかり空いた。アレンはそのスペースめがけてドリブルをしかけ前線へのパスコースを作り、グラウンダーのパスをララーナに通す。DFに寄せられながら打ったシュートはGKハートの正面でキャッチされた。

シティにゲームを支配されながらも、前線からプレスをかけてショートカウンターでチャンスを演出するリバプール。そんな中、前半10分に先制点が生まれた。

フェルナンジーニョの横パスをコンパニの手前でコウチーニョがカット。中央へドリブルを仕掛けてスターリングへパス。スターリングは少し溜めをつくって、左に上がってきたヘンダーソンへパス。ペナルティエリア手前でパスを受けたヘンダーソンは右にステップを踏みコースを開けてシュート。右足で放たれたシュートは弧を描きながらゴールに吸い込まれた。これはハートもノーチャンス。

しかし、すぐにシティも反撃に打って出る。25分、自陣でボールを受けたヤヤ・トゥーレは前線で左から右にランニングしてパスコースを作ったシルバに鋭い縦パスを通す。その動きに連動してアグエロが右サイドから中に切れ込みパスを受ける。カットインしながら、DFを引き寄せてペナルティエリア中央に空いたスペースにパス。そこにジェコが走りこみ反転シュート。これが決まり同点に追いつかれた。

後半も試合の展開は変わらず、シティのボールポゼッションが高く(持たされていた、、、かな)、リバプールはショートカウンター。

75分、コウチーニョがペナルティエリアの手前左側でパスを受けて、カットインしてシュート。1点目のヘンダーソンと同じ軌道を描いたシュートはサイドネットに突き刺さった。これでリバプールが勝ち越した。

82分、モレノに代えてコロ・トゥーレを投入(ちなみに初兄弟対決だそうです。)。守備を固めたリバプールは1点リードのまま試合終了。勝ち点3を得た。

この日はヤヤ・トゥーレの動きがあまりよくなかったし、サイド攻撃もそんなに脅威を感じなかった。シルバをフリーにしなかったのと、要所要所でアグエロをちゃんとマーク出来てたのがよかった。(ポストにあたったシュートは危なかった、、、)

ロブレンは危なっかしかったけど、シュクルテルは今季は安定してる。ララーナとジョー・アレンのランニングもすごかった。これを継続できたらやばそうだけど、このフォーメーションだとジェラードが入るポジションがないような、、

リバプールは、ララーナとスターリッジに決定的なチャンスがあった。こういうのをきちんと決められればもうひとつ上のステージに行けるんだろうな。

次節、リバプールはバーンリーと、マンチェスター・シティはレスターと対戦です。

試合結果

リバプール 2-1 マンチェスター・シティ
11′ ヘンダーソン
75′ コウチーニョ
  26′ ジェコ

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